ネットワークエンジニアが休暇にすべきこと
エンジニアの仕事というのはどれも概ね大変ではあるのだが、その中でも、特に体に負担が掛かるのがネットワークエンジニアだ。この職業にもキャリアパスがあり、新人の内はもっぱら保守や運用の仕事がメインとなる。これは、既存のネットワークが正常に機能しているかをチェックし、問題があればそれに対応するというものだ。問題があった時には熟練者の指示を仰げばよいので、特別な技術は必要ないがトラブルは決して少なくないので楽な仕事ではない。
また、この仕事は24時間機能していなければ意味がないのでシフト制になり、昼と夜の逆転する生活が続く。それをクリアしてキャリアアップすると今度はネットワーク構築の仕事をやることになる。そして、ネットワークの構築は企業がネットを使っていない夜や休日に行われることがほとんどなので、ここでも時間の不規則な生活を強いられることになる。それもクリアするとキャリアパスの頂点と言うべき要件定義と設計の仕事をやらせてもらえるのだが、問題はそこまで体がもつかである。 途中で体を壊してリタイヤなどということにならないためにも体調管理には気をつけなければならない。
特に休暇の過ごし方は大切だ。シフトは休みを挟んで移動するものなので、生活のリズムが変わっても熟睡ができるように工夫をしなければならない。さらに、自分なりのストレス解消法を考えて、体の疲れが心の疲労にならないように心掛けることも大切だろう。